東北視察:紫波町のオガールを実際に見てきました
- On 2024年2月28日
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公民連携まちづくりの成功事例としていま日本中から熱い視線を送り続けられているのが、この紫波町のオガールプロジェクトです。
町役場、図書館、バレーボール専用体育館、飲食店にスーパー、宿泊施設まで揃っていますが、それも「まず役場や図書館などの普遍的な集客装置を作ることによって、自ずとカフェや居酒屋などの業種も集まってくる。結果面白い人たちが集まって、訪問者が増え、お金が落ちる」という思想を前提とした設計。
この思想は成田のまちのリノベーションをするにあたっても常に念頭に置いておきたいと思っています。先日の長野視察でも、「まず人が長く滞在する事務所から入居してもらう、その次にその方たち向けのカフェが入り、住人はその後に入ってくる」とおっしゃっていたことが思い出されます。
「まず人がいること」ということがいかに大切かを肌で感じました。特にこんな広大な土地に対する施策を考える時は、より一層重要なのかもしれません。
その日はオガールインに宿泊もさせていただきました。そして紫波町図書館の司書さんと夕食をご一緒させていただき、図書館が果たすまちづくりの役割について理解を深めることができました。翌朝、図書館にもお邪魔しましたが、BGMが流れていたり、児童書コーナーが入りやすく広々としていたり、とても入りやすいしアットホームな感覚を覚えました。
(春菜)