オランダのロッテルダムにある、建築事務所Vanschagen Architectenにお邪魔し、代表のKlassさんにオランダのコミュニティマネジメントやリノベーションについてお話を伺ってきました。

Klassさんは、アムステルダムにある集合住宅Complex50を住民の合意形成を行いながら実行された、アメリカなど外国からもその手腕が評価されている方です。

世界トップレベルのリノベーションにおける合意形成の実際について数多くを学ばせていただきました。
キーワードはTOUGHでした。こういった合意形成に楽な道はなく、丁寧に人々との対話を繰り返すことで、納得感のあるリノベーションが進んでいくようです。
また、オランダでも都市部においてジェントリフィケーション（比較的低所得者層の居住地域が再開発や文化的活動などによって活性化し、その結果、地価が高騰すること）が起きているところも多いようでした。
（甲斐）