夕刻のヴァイオリン弾き
- On 2024年12月24日
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「すみだ向島EXPO」のなかで、とても印象深いのは「夕刻のヴァイオリン弾き」。
「毎日18時になると、ヴァイオリンの「時報」があります」と聞いたときは、よく分かりませんでしたが、その写真を見ると、それだけで素敵な雰囲気であることが想像できました。
18時に行くと、商店街の2階に弾き手が佇んでいます。それを心待ちにする人々。
弾き始めると、想像を超えて、とても心地よい空間が一気にできあがりました。商店街の一角が、アーティストのステージとなり、それが日常に溶け込む感覚です。
いま流行りの言葉で言えば「イマーシブ(没入感)」という表現になりますが、その言葉がチープになるくらい、感動的でした。
(甲斐)