「首都圏外郭放水路」と聞いてもピンとこない方もいるかもしれませんが、「地下神殿」の愛称でSNSなどでたびたびバズっているあの場所、といえばイメージが湧く方も多いはず。スプラトゥーン3のステージ、マテガイ放水路の元ネタでもありますね（かなりの余談）。
観光とは無縁に思える、本物で現役の防災施設が、まさかの観光スポットになっているというのは驚きです。しかも、海外から来られる方も多いのだとか。都心からはそこそこ距離があるのに、それでも足を運びたくなるだけの圧倒的なコンテンツ力です。
実際に目の前で見ると、「これが地下にあるなんて…人間すごいな」という率直な感想がこぼれました。

稼働するのは年に7〜8回ほど。ポンプを動かすほど水がたまるのはごく限られた回数のようですが、ポンプが動いていなければ水が溜まっていても、神殿を通路の上から見学できるとのこと。
見学コースも意外と豊富で、一番ライトなのは「地下神殿見学」。ウェーダーを着て水の中を進むアドベンチャー感のあるコースもあり、ちょっと気になりました。
地下というだけあって、かなりひんやりしていました。私が行ったときは地上は20℃以上あってちょっと暑いくらいでしたが、地下は14℃でした。夏にぴったりの観光スポットかもしれません！
（春菜）