Meets!プロジェクトにてお世話になっている千葉工業大学・田島先生いわく「幕張ネイバーフッド・ポッドが面白い」ということで、視察に行ってきました。
幕張ネイバーフッド・ポッドが位置する幕張ベイパークは現在、4000戸規模のタワーマンション等の建設が進んでいる場所で、私が訪れた日も着々と躯体が積み上がっていっているのを確認できました。

そうやって作られたマンションに、完成してから居住者が住み、そしてコミュニティが形成されるのが通常の流れだと思いますが、この「幕張ネイバーフッド・ポッド」はその順番を変えてみようという試みです。つまりマンションより先に、コミュニティを形成してみましょうというもの。コミュニティに参加して興味を持ってくれた人が住人になるのであれば、入居前から居住者同士の面識や交流がある状態からスタートするんですね。これまでのマンション販売の常識を覆す取り組みだと思います。
そしてこの「幕張ネイバーフッド・ポッド」がそのコミュニティの中心地ということのようです。

コミュニティスペースを覗かせていただきましたが、そのような事前説明がなければ、ただのコワーキングスペースに見える佇まいです。訪れたのは平日夜だったのでこのような雰囲気だったのかなと思います。

不動産とコミュニティにまつわる様々な取り組みが、日本各地でおこなわれているのだなという一端を感じました。私もその輪の中でできることから実現していけたらと思います。
（春菜）