インバウンドにも茶道界にも注目の「櫻井焙茶研究所」に行ってみました
- On 2024年8月14日
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表参道の顔でもあるスパイラルビル。その5階に静かに佇んでいるのが櫻井焙茶研究所です。
研究所?一般人でも入れるの?という名前ですが、「お茶」を隅々まで楽しむということをこれでもかと研究された結果を、私達はティータイムとしておすそ分けしていただくような気持ちです。
そんなこちらのお店が、外国人旅行客にも、そして日本にいる茶道に精通されている方からも一目を置かれる存在となっているということで、伺ってきました。
おすすめは「お茶のコース」「お茶とお酒のコース」と聞いていたこともあり、2名で伺ったので両方をオーダー。
午後のひとときに1コース5,000円以上のお支払いがあるのは若干気が引けましたが、その値段に対する期待以上の体験が待っていました。
とろけるような舌触りで甘みたっぷりの玉露。お茶って二煎目もこんなに旨味がたっぷりなの?という発見。玉露の茶葉を食べるという人生初の試み。焙煎したての焙じ茶の香ばしさ。目の前で注がれる緑の映えるカクテル達。合わせていただく和菓子も、この上ないマリアージュ。
日本でお茶になじみがある私のような人でさえ、お茶というだけでこんなにアクティビティとして成立するものなのか…という驚愕の体験。
静けさが支配する空間のおかげで、お茶が注がれる音までも楽しめて、五感、全身でお茶を体験したという満足感でいっぱいになりました。
インバウンドのお客さんも途切れることなく入店され、席につかずお茶の物販のみ購入される方も多くいらっしゃいました。
人気はまだまだ続きそうです。
(春菜)