紀伊田辺の15年
- On 2025年6月30日
- In ブログ
熊野古道の麓、そして白浜からも近い距離の、和歌山県田辺市(紀伊田辺駅)のゲストハウスに宿泊しました。
15年以上前からこの地でゲストハウスを運営しているオーナーさんにゆっくりインバウンド事情について聞くことができました。
コロナ前から、熊野古道を目指す欧米系の外国人旅行者が増えており、今や旅行者の多くは外国人になっているとのこと。
コロナ後の変化としては、旅慣れたアジア系の比率が高まってきており、現在は中国系の若いバックパッカーが急増しており、アジアの動きを顕著に感じられているようでした。
たしかに、成田や東京でも、そういった属性の方が増えており、国の経済成長や、若い世代の新しい価値観が台頭してきている感じを受けます。
また気候の変化が顕著で、以前はエアコン要らずの夏だったようですが、最近はエアコンなしでは過ごせないというのもここ15年の変化のようです。
宿泊した当日は熱帯のような蒸し暑さで、宿の雰囲気も相まって、以前バックパッカーをしていたときに泊まった東南アジアの宿のような懐かしさを感じました。
(甲斐)